もち麦のすすめ
もち麦玄米ご飯のすすめ
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メタボ解消&腸内環境改善! もち麦は現代人にぴったりの食材 大妻女子大学家政学部教授 青江誠一郎先生 |
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私たち日本人は、昔から主食に穀物を窃取してきました。日本人の 食物繊維不足が危惧されていますが、じつは60年前と現在とを比べ ると、野菜から摂取している食物繊維量はほぼ変わっておらず、穀物 から摂取する食物繊維量が大幅に減少しているのです。つまり、日本 人の食物繊維不足の原因は、昔の穀物を食べる習慣が白米・小麦 パンを食べる食生活に変化したことにあります。
最近は「糖質OFFダイエット」や「炭水化物抜きダイエット」が流行って いますね。糖質が悪者扱いになっていますが、糖質はとても大切な 栄養素。長期間食べずにいると、体にダメージを与え、病気のリスク も高まりますし、やせたとしてもリバウンドすることの方が多いでしょう。
白米にもち麦を混ぜたもち麦ご飯を1日2杯食べれば、炭水化物を 我慢することなく、食物繊維不足分を十分に補うことができる上、 ダイエット効果もあります。内臓脂肪も減らし、血糖値の上昇を抑え 腸内環境をも整える効果をもつもち麦は、現代人にぴったりのスーパー フードです! |
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もち麦のパワー |
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●ポッコリお腹が凹む ●便秘解消 ●内臓脂肪を減らす ●血糖値の上昇を抑える ●腸内環境を整える ●コレステロールが低減 ●朝に食べると太りにくい ●脂質の吸収をブロック |
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いいお腹はダブルの食物繊維から 主食でとろう!食物繊維!! |
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かつては役に立たないものと思われてきましたが、現在は 次々と食物繊維の有用性がわかってきました。毎日、 続けて摂取するには、主食でとるのが無理なく簡単です。 |
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日本人と食物繊維 |
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日本人が大麦を食べなくなってきたのは、1960年前後。その影響で 食卓から食物繊維が減ってしまいました。1950年代には、1日20g 以上の食物繊維をとっていましたが、現在は厚労省が定める目標 摂取量に足りていません。1日に必要なとされる食物繊維の目安は 17~19gとされています。(*1)現在の日本人の摂取量は1日平均で 14.3g(*2)といわれています。
英語で「ダイエタリー・ファイバー」ともいわれている食物繊維。 ゴボウなどのスジ(粗繊維)と誤解されがちですが、 実は炭水化物の一種です。 食物繊維の含有量が多いのは穀類・豆類・芋類で 日本人の食卓と健康に深く関わってきました。
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実は2種類あったダブルの食物繊維 |
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食物繊維には、働きの異なる2種類があります。 それが水溶性食物繊維と不溶性食物繊維。 多くの食品に比べ、「もち麦」は水溶性食物繊維が より豊富に含まれている貴重な食品です。
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店長おすすめの炊き方 |
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白米よりも玄米に混ぜた方が違和感がない。 玄米のプチプチした食感と もち麦のプチプチした食感の 相性抜群ですョ! 塩麹を入れて炊くのもポイントです。 (塩麹を入れるとご飯の旨味が増します) |
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材料 玄米・・・4カップ もち麦・・・100g 水・・・5カップ 塩麹・・・大さじ 2 |
炊き方 1)玄米を軽く洗う 2)材料を全部入れて浸水3時間
玄米・・・ミルキークィーン
炊く道具 アサヒ軽金属の活力鍋
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腸内環境を改善する 最強食材 小林メディカルクリニック東京 院長 小林暁子先生 |
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●もち麦で便秘解消、代謝&免疫力アップ |
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便のかさを増やし、排便を促す効果がある不溶性食物繊維ですが、 じつは、ひどい便秘症の場合、必死に不溶性食物繊維を多く含む 商材を食べることで、逆に便秘を悪化させてしまう可能性があります。 便秘症の方こそ、摂るべきは水溶性の食物繊維です。 もち麦に多く含まれている水溶性食物繊維は、腸内細菌のエサ になって、善玉菌を増やし、腸内環境の改善に役立ちます。 最近、腸の働きが、全身の健康につながることがわかってきま した。腸内環境が整うことで、便秘が改善するだけでなく、美肌 効果や代謝改善。ダイエット効果があり、免疫力が高まります。 また、花粉症などのアレルギー症状も緩和されます。 腸内細菌の理想的なバランスは、善玉菌:悪玉菌:日和見菌 =2:1:7.日和見菌は、善玉と悪玉の優位なほうにつう菌です。 ですので、善玉菌がより活性化するように、善玉菌のエサとなる 水溶性食物繊維がとても重要なのです。 腸内環境はだいたい2~3週間で変化し始め、 3ヶ月で体質が変わります 1日に適度な量を毎日続けて食べることが大切で、ちょっとずつ でも確実に腸内環境は改善されます。腸が弱い方は、少しずつ 食べて腸内を慣らし、次第に量を増やしてみてください。
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●もち麦で血圧も下がる!? |
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メタボリックシンドロームや生活習慣病予防効果のあるもち麦。 最近の研究では、もち麦には高血圧の上昇を抑制する効果や 塩分を排出する働きがある のではないかと注目されています。 体内の塩分濃度が高くなることは、高血圧の原因の一つ。無駄な 塩分を排出することで、血圧の上昇を抑制できます。 また、太ってくると、肝臓で作られるはずの血圧を下げる物質 が、脂肪細胞からも分泌されます。その結果、太っていると高血 圧になる確率が高くなってしまうのです。 もち麦を食べ続けることで、内臓脂肪が減り、肥満が改善され ます。結果、やせることで、高血圧予防にもつながるのです。
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腸活効果を高める 組み合わせ食材 |
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もち麦は、同様に腸内環境を整える乳酸菌やビフィズス菌を 多く含む食品や発酵食品と組み合わせて摂取すると、ダブル 効果でより腸内が改善されます |
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× |
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プレーン ヨーグルト |
チーズ |
納豆 |
キムチ 漬物 |
みそ |
もち絹香
一緒に炊くと、
気になりませんよ!